書籍のご案内です♪
人が亡くなるということに寄り添う、看取り士20名がそれぞれの想いを綴り、看取り士会代表の柴田久美子さんが編著した書籍です。くーのす代表(高原ふさ子とその家族)が経験した、看取りの経験について載せていただいています。
*単品でご注文の場合は、スマートレターでの発送になります。
商品説明
団塊世代が70代を迎える、2025年。
多死社会が、すぐそこまで差し迫っている現代と向き合い、
終焉に近づいている命に寄り添うために集まった看取り士たちが筆をとり、自身が看取り士になった経緯や自分の体験での後悔から学んだこと、
人と向き合う上で大切にしていることなど、
一人ひとりの想いが込められている本です。
看取り士とは、誰にでも必ず訪れる、死に向き合い、その時間が迫っている方のご家族や周りの方と共に人生の最後に寄り添う人たちのことです。
死は忌み嫌うものではなく、大切な人生の一部であるという死生観をもって、
古くから伝わる家族で見送る自然な命の終え方について日々考え、発信しています。
平成28の夏、祖母を自宅で看取りました。
祖母を自宅で看取るために看取り士となった実の娘である私の母が中心となり、
家族といっしょに祖母を見送るまでとその後の体験が、母の目線から詳細に書かれています。
3年にわたる介護は短くはなく、決して楽しいことばかりではありませんでした。
喋ることもできず寝たきりの状態で、日に日に衰弱していく祖母を一番近くで見ていなくてはならず、娘である母にとっては悲しい思いをしたことも、家で看取ることそのものの決断が間違っていたのではないかという葛藤もあったことと思います。
それでも、祖母の看取りを終えた今。
私の心の中にもいつも祖母がいて笑っているような気持ちになります。
去年まで祖母が暮らしていた部屋はぽっかりと空いていて、いなくなってしまったことを改めて実感すると寂しいけれど、
一番大切な時間をいっしょに過ごすことができたという嬉しさは私たち家族の中にずっとあります。
孫である私に与えた影響も大きなもので、これからの自分の生き方や人生の終わりについて考える大きなきっかけとなりました。
約60年程前までは当たり前だった家族を自宅で看取る。ということは現代社会では、まだまだ一般的ではないことだと思います。
自殺や過労死など、現代ならではの命にまつわる問題に触れる機会は多くなっているけれど、
画面越しの見ず知らずの人の死をどこか遠いものに感じ、
いつ自分の身にも起きてもおかしくないという実感が湧きにくいのではないかと思います。
そもそもなんだか死ぬということ自体がタブー視されていて、嫌なもの、怖いものというイメージがつきまとっているのが現実です。
でも、どんなに若くて綺麗な女優さんもあなたのお父さんやお母さんも、生あるものは遅かれ早かれ例外なく、いつかは必ず死ぬということに直面します。
だからこそ自分には関係ないと思わずに、若い世代の子に読んでいただきたい本です。
(スタッフY・23歳)
商品仕様
製品名: | マザーテレサ 夢の祈り 看取り士20人の想いと願い |
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型番: | koob0001 |
発行所: | 有限会社あうん社 |
ページ数: | 272ページ 【サイズ寸法】 縦約18.8cm/横約12.8cm/厚さ約1.5cm ※平置きの状態での採寸です。 |
製品重量: | 約320g |
製造国: | Japan |
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